2009/11/13

「壮大なるままごと」のコンセプト



うちのカミさんは、前述のとおり、ままごと的な感覚での憧れや欲求があります。
僕なりに解析すると、お店屋さん的な感じを演じるには、小物が必要。それは、小物がある事で、より没入できるから。たとえば、お店独特の値札を貼る機械とかになんか、ワクワクする感じです。同じように、領収書やレジ、などの事務用品に物欲を感じるわけです。

で、すでに自宅には、レジをはじめ、いろいろな物を集めています。たとえば、写真にあるような、メニューを書く小さい黒板。これは、自宅にお客さんが来るときに、その時のドリンクメニューやウェルカムボードとしてのメッセージを書いたりして使っています。
コーヒーの器具も同じで、できるだけプロっぽい物を欲しがります。

この感覚は、僕も実は同じ。プロへの憧れですね。なんか、プロツールってかっこ良い。自分がその道のプロではなくても、プロのツールを持つ事で、プロになれたような感覚を得られます。これは、まさにままごと的な感覚。

僕は男だし、ままごとと言うとちょっと違うかも知れません。マニアとか、オタクと言う表現の方がピンと来るかもしれない。でも、感覚は同じだと思います。

うちのカミさんのこだわりは強く、当然食器や冷蔵庫なんかへも憧れが続きます。例えば、ホシザキの冷蔵庫。業務用のアレです。食器も同じで、家庭じゃ使わないようないろいろな物に気持ちが行きます。その気持ちは、抑えずに広げて行けば良いと、僕は思うわけです。でも、カミさんとしては、主婦でもあるわけで、無駄なものは買えません。

だったら、とことんやれるように、家で店をやってしまえば良いんじゃないかと。

それは、まるで「壮大なるままごと」だね。と、それが、我が家の住まい計画のベースになっています。

気軽にやるんです。ゴッコのノリです。

当然、それ以外にも、カミさんの職業である、トリミングをやると言うのもありますし、自宅で働いて子育てとの両立を試してみたいとか、いろいろな事がかみあっているのが、決め手でもあります。

やるからには、楽しみます。壮大なる買い物なのですから、楽しまないとね。やっぱり。

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